
スペイン北部、ピレネー山脈の麓にある小さく美しい町ハカ(Jaca)。カウンターに並ぶタパス、にぎやかな会話、そして地元ワインの香り…。バルはただ飲んで食べるだけでなく、人と人とが自然に交わる場所。今回は、ハカのバルの魅力を紹介します。
バルが集まるエリア
ラミロ1世通り(Calle Ramiro I)やラモン・イ・カハル通り(Calle Ramón y Cajal)には、観光客や地元の人が多く集まるバルが数多く立ち並んでいます。それぞれのお店に個性があり、気軽にハシゴもできる距離感。ぜひ現地でお気に入りの一軒を見つけてみてください。

“バルまち” ハカ
ハカの旧市街を歩いていると、石畳の小道のあちこちに、親しみやすい雰囲気のバルを見つけることができます。その中には、木枠のドアとシンプルなテラス席が特徴のバルや、ガラス張りのモダンな外観のバルも。どちらも地元の人たちが昼夜問わず集い、食事やおしゃべりを楽しむ場所になっています。


タパスの種類
タパスの種類はバルによって変わりますが、シーフードのタパスや手のこんだタパスも楽しめます。
- バンデリーリャ(Banderilla):カタクチイワシの酢漬け
(口に運ぶと、酢漬けのエビや魚、オリーブのキリッとした酸味と塩気が一気に広がる。) - ガンバス・コン・サルサ・タルタル(Gambas con salsa tártar):エビのタルタルソース
(ぷりっとしたエビと濃厚でまろやかなタルタルソースの酸味とコクが最高にマッチ。) - トスタ・デ・フォア・ア・ラ・プランチャ(Tosta de foie a la plancha):フォアグラトースト
(トーストの上に乗ったフォアグラは、外は香ばしく中はとろけるような食感。)



タパス1品:2〜4ユーロ程度
グラスワイン/ビール:2〜3ユーロ程度
注文方法
カフェやバルでは、メニューやカウンターに並べられたタパスを指差しながら注文できます。
便利なフレーズ:
- Una caña, por favor.(ウナ・カーニャ, ポル・ファボール)
→ 小グラスのビールをお願いします - Quiero este, por favor.(キエロ・エステ, ポル・ファボール)
→ これをください(指差しでOK)
※メニューがない店もあるので、カウンターを見るのがポイント!


営業時間
カフェやバルの営業時間の目安はこちら。
・カフェ:朝~14時ごろまで/16時~20時頃まで
・バル:12時頃~16時ごろまで/19時頃~21時ごろまで
ハカへの行き方
ウエスカ、パンプローナからバスでアクセスすることができます。
バスで行く
Avanza社
バス
約1時間
バスで行く
La Burundesa社
バス
約1時間40分
車で行く
車
約20分
バス会社(Avanza社):https://www.avanzabus.com/
バス会社(La Burundesa社):https://laburundesa.com/pamplona-jaca/
ハカの基本情報
ハカ Jaca
人口 1万3千人
標高 818m
観光案内所 Pl. San Pedro, 11, 22700 Jaca, Huesca
ウェブサイト https://www.jaca.com/turismo.php
ハカの地図 https://www.jaca.es/sites/default/files/plano_de_jaca_2021.pdf
ウエスカ県の観光地図
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